まだ工事中
名前 佐久間博秀 Sakuma Hirohide 福島県福島市出身
東北学院榴岡高等学校卒業 物理学の勉強 vs 神様との出会い 宇宙の根源と人工放射線
宮城県・仙台市で「みさとソーイング」経営
妻と2歳児の娘1人。3人家族 相棒は熊のぬいぐるみ「タマ」
仕事 ぬいぐるみの修理とクリーニング 日本中からぬいぐるみが治療に訪れます。
福島原発事故の放射能が,ぬいぐるみの仕事に影響。
どの程度危険なのか,また安全なのか。日々模索中
NHKでぬいぐるみのお手入れ本を書きました。 汚染地帯の人が自分で洗えるようにという手引きです。
家族構成
原発事故の日,
もしかしたら二度とピクニックができないかも知れない」と考え,
娘は「生まれて初めて」,バルコニーでピクニックをして,その後,40日間,青森県に避難をしていました。
その間,インターネットからいろいろな情報を得ましたが
テレビやラジオの情報はほとんど役に立ちませんでした。
地震についても,原発事故についても,真の被害を知る日本人は少なく,おそらく海外のみなさんの方が情報を持っていると思います。
情報は隠されており,後になってこっそりと政府のウェブサイトに深刻な放射能汚染データが掲載されたりします。
いま日本人が一番苦しんでいるのは,真実が見えないことです。
危険なのか,安全なのか,その基準すら分からない。
仙台市民も犠牲者です
また,放射性物質が,どのように飛散しているのか,
日本政府の情報が信用出来ないため,インターネットユーザーの多くは,ドイツ気象局やスイス気象庁の拡散予報を見ています。
インターネットを使いこなせない人は,まったく情報がありません。
人によって,大きな「情報格差」が広がっています。特に被曝については,知らない間に被害を受け
た人が多いです。
その最たるものが,「speedi」というものでした。
原子力施設が事故を起こした際,気象条件から判断して,放射性物質の拡散状況を瞬時に計算する日本政府が開発したシステムです。
130億円(約1億3000万ドル)をかけて開発され,年間7億円(7000万ドル)の維持費がかかります。
福島原発事故の時,このspeediの情報は
公表されませんでした。
政府は「発表すればパニックになる」と思って公開しなかった
福島原発周辺の10000人の人々は,北の飯館村に逃げて行きましたが,speediの情報は住民には伝えられませんでした。
そして安全だと思って逃げた飯館村は,30km圏内よりもひどい汚染地域であることが後になって分かりました。
飯館村を通過した放射能は,50mSv/hでした。50μSv/hではありません。その1000倍です。
これは読売新聞に掲載された報道写真です。
5月,福島県の飯舘村役場前に大きな線量計が設置されました。
8μSv/hの値が出ていますが,その値がどのような意味を持っているのか分からないのでみんなニコニコして見ています。
日本人の多くが,放射線の危険性について,きちんとした教育を受けていませんので,怖さを知りません。
政府が地図に半径30kmの円を描いて避難区域にしてしまったので,そこから外れている飯舘村には今でも1000人近くが住み続けています。
これは,群馬大学で火山の研究をしている早川由紀夫教授が作った,放射能汚染地図です。
火山灰と同じく流れを予測し,各地で測定された放射線量を元に,この地図
を作りました。
本来は原子力専門家にこのような地図を作って欲しかったのですが,可視化してくれたのは火山学者でした。
原子力の専門家でも,気象の専門家でもない人が,作ったのです。
この地図には,「学問的ではない」とか,「単なる塗り絵だ」という批判もありますが,
多くの批判勢力は,出番を失ってしまった「放射線の専門家」たちです。実に見苦しい批判を繰り返します。
しかし,この地図が,降り注いだ放射性物質が「見える」状態になりました。
市民は安心し,出かける時は注意して見るようになり,
野菜を買う時も安全な土地を見極める目安となりました。
この地図で見ても分かる通り,福島市,郡山市,二本松市は,だいたい2〜0.5μSv/hくらいの高線量地域です。
いまだにその辺に「人が住んでいる」というのは信じがたいことです。
仙台の線量は,現在,0.15〜0.5μSv/hくらいで推移していますが,
事故が起きる前の平常値は,0.02〜0.05μSv/hです。
線量計を持って北に移動すると,宮城県から岩手県に入るところで,急激に線量が上がります。
先日,世界遺産に指定された「平泉・中尊寺・金色堂」があるところです。
この周辺は,放射能雲が流れてきて,雨が振りました。0.2〜0.5μSv/hくらいの地域です。
妻の実家がある青森は,そこからさらに200km北です。
高速道路を進むと,盛岡を過ぎて,0.05からすーっと数字が下がり,青森につくと0.02とか,0.03の数字が表示され,
あらためて,仙台も異常事態であることを思い知らされます。
何マイクロだと危険なの?
しきい値はない。安全な放射線というものはない。仙台の平均が0.1μSv/毎時 と考えると年間は・・・
0.10×24時間×365日=876uSv/年間
0.11×24時間×365日=963uSv/年間
0.12×24時間×365日=1,051uSv/年間 (1.05mSv)
年間1mSvが被曝限度。
ただし,諸君による内部被曝は含まれていない。上記数字はあくまでも外部被曝
飯館村を通過した放射能は,50mSv/hだった
毎日,新聞で見る放射線量は,いくつですか?
リアルタイムで線量をお知らせしているのは,仙台ではたぶん私だけ
今日の仙台の放射線量
ベクレルとは?
「50Bqのお米」を,食べたい?食べてもいい?
3月までの,日本の食品の「暫定規制値」500Bqでした
(宮城県知事は「食べても安全だと」
ベクレルの概念
1Bq
|
1秒間に1つの放射線が飛び出す能力(放射能の強さ) 1日は86,400秒 |
20Bq |
1日で,172万8000回,放射線が飛び出す |
100Bq |
これが体内に留まると30日間で2500万回被爆する |
廃棄物の参考値
4Bq =ドラム缶に閉じ込めて入れて管理する必要がある |
![]() |
40Bq =原子力発電所から放流して良い廃液の国際基準 |
![]() |
100Bq =放射性廃棄物として管理が必要 |
![]() |
被曝するとどうなるか 内部被曝による染色体異常
仙台市内の保育所で飲ませていた牛乳
20〜30Bq(昨年の秋,今冬)
日本国の,食品の「暫定規制値」 500Bq以下なら食べても安全
4月から基準が厳しくなったが,それでも,基準は100Bq
50Bqのお米を,毎日食べると,1ヶ月後の体内被爆は1億回以上
50Bq×30日×100万=2兆2500億粒のセシウム
それでも「50Bqのお米」を,食べたい?
毎日,20Bqの牛乳を子供に飲ませたい?
売っているものがゼロではありません。ゼロを目指しているというだけです。
50Bqより少し低い食品は,店頭に並びます。
昨年5月,仙台に戻ってきてみたら,牛乳からセシウムが検出されていた
ND(不検出)というごまかしのトリック
というわけで,食べ物に気をつけなければなりません
米の問題
仙台は,米の産地としても有名です。
私も給食の食材については,保育所に安全対策や放射能検査を求めていますが,困ったことが起きました。
福島では,原発事故が起きても,米を作ることをやめませんでした。
米は地域ごとに放射能検査をおこないますが,すべて行っているわけではなく,あくまでもサンプル検査です。
そこをすり抜けて,汚染された米が市場に出回りました。
日本政府は「食べて応援」というキャンペーンで,国民を内部被曝させることに必死です。
福島でとれた米の多くは,あにぎりを提供するコンビニエンスストアや外食産業が買い叩きました。
安く買って,消費者に高い値段で食わせて儲ける仕組みです。
米の産地はよく偽装されていて,魚沼産のコシヒカリなどは高級ブランド米ですが,
毎年,生産量の何倍ものコシヒカリが流通しています。誰かがごまかしているのです。
仙台港で見つけた福島ナンバーのあやしい車
米が入っているのは平成22年の「みやぎ米」 空の袋には福島米と書いてあった。
お米は,保育所の給食にも出ます。
しばらくの間は,救援物資として全国から送られたお米でしのいでいましたが,
米がなくなり,原発事故の後に生産された米を買わざるを得なくなりました。
北海道産の米だというのですが,いくらでも偽装できますので,私は仙台市に放射能検査を要望しましたが断られました。
どうしてもケンベイミヤギのことが引っかかりました
自分が検査料を払ってもいいので,米をすこし分けてくれとお願いしても検査させてもらえませんでした。
仙台市内のホーマックで1枚19円で売られいる平成22年産と書かれた米袋。
山形、庄内、宮城、秋田、いろいろ。
束になっており、組織的に処分した痕跡あり。
生協に卸したことを示すシールもついてた。米袋の検査印はそのまま。農政局は見て見ぬ振りか?
ちなみに,福島県の米袋はありませんでした。
なぜでしょうか。需要がないからです
今年の3月現在,仙台では,53名の児童が給食を食べることを拒否しています。牛乳はもっと多くて425名が飲んでいません。
日本には「食育」という言葉があります。食べ物からいろいろなことを学ぶという姿勢ですが,
本来ならば,「どうすれば内部被曝を防げるか」「セシウムが吸着しやすい食べ物は何か」などが食育のテーマになってもらいたい。
市の対応の矛盾点
私は,何度も何度も市長に手紙を書いて,給食材料の放射能検査を訴えてきましたが,矛盾だらけの返事が来ました。
保育所を担当する部署からは,「市場に流通している食品は安全なので,保育所で独自の放射能検査は行いません」
小学校を担当する部署からは,「放射能測定器を導入し,食材毎に計測して,汚染されている食材を避けたい」
同じ仙台市の職員から,矛盾する回答が平気で来るのです。しかも,同じ封筒に入ってきます。
バカではないかと呆れてしまいます。
なお,東日本大震災の後,仙台市の動物園にパンダを誘致する動きがあり,その時も市長に手紙を書きました。
「パンダにお金を掛けるまえに,放射能対策など,やることがたくさんあるのではないか!」と。
そしたら,その返事が,市長ではなく,動物園から来てしまいました。
ところが,市が検査に積極的でない理由が分かって来ました。
地産地消・食育と言いながら,給食には,実は中国野菜を使っている?
今,仙台には市民放射能測定所が
少しずつ増えてきています
行政が手をこまねいているうちに,市民が自費で,放射能測定器を購入しています。
仙台市には「小さき花SSS 市民放射能測定所」ができました。
「小さき花」とは,キリスト教でいう「弱い人」「貧しい人」のことです。
「お金がなくて測定できない」という人が出ることのないように,0円〜3000円で測定してくれます。
検出限界は30分の計測で10Bq。時間をかければ,もっと小さい値で測れます。
他の「業者」は6000円〜 高いところでは20000〜30000円($1600〜$2400)ですが,検出限界が20Bq〜50Bqです。
小さき花の料金が,いかに良心的な料金設定なのか分かります。
「小さき花」を運営している仙台市の石森さんは,何十年も農業をしていましたが,
汚染された土地で野菜を作り,それを消費者に売ることなどできないと考え,農業をすべてやめました。
放射能測定器は,娘の大学入学資金を取り崩して購入したのです。
石森さんの山の木々を燃やした焼却灰は 8000Bq/kg を記録しました。
仙台の土はどれくらい汚染されているのか?
宮城県は「震災で機器が壊れた」と言い続けて,放射性物質の降下量調査をずっと行なって来ませんでした。
いや,本当は行なっていたのではないでしょうか? 秘密にしなければならなかった理由は簡単に思い当たります。
原発事故から1年以上経っているのに,宮城県の土に,プルトニウムやストロンチウムがどの程度降っているのかすら 誰も知らされていません。
汚染の深刻さを知られると県民がいなくなるからではないでしょうか?。
そう疑問を呈するには,きちんとした物証があります。
宮城県が今年3月から始めた降下物調査によると「ND(不検出)」が多く報告されてい ますが,ND値が高すぎてゴマカシに思えてしまいます。毎週5Bq,1ヶ月で20Bq/u(20,000,000Bq/ku)くらい降下しても,宮城県の測定方法ではNDとなってし まいます。
これは検出限界値を悪用して県民を欺く罠と言わなければなりません。
http://www.r-info-miyagi.jp/r-info/other/#7
仙台は平均 500Bq/kg
宮城県は平均 1000Bq/kg
汚染されています。
×65で,1平方メートルの放射能が計算できます。
自分の周りの汚染を測って見ることにしました。
私は,まず,自分の住むマンションの植込みや砂場の土を検査に出しました。すると,580Bq/kgでした。
原発事故が起きた3/11〜12/20までの汚染が580bq/kg だったというわけです。
しかし,7/20に,私は2年前に買い置きしておいた,汚染されていない土をプランターに入れてキュウリを作りました。
福島市降下物(文科省発表)5ヶ月 |
仙台市内のプランターの土 5ヶ月で |
||
7/20~7/31 | 505MBq/km2 |
合計して2,894Mbq/km2 =2,894Bq/m2 |
255Bq/kgを換算すると =16,575Bq/m2 (福島の6.5倍多く降下している) |
8/1〜12/19 | 2,389MBq/km2 |
宮城県はこうした実態を隠している?
宮城県は,47都道府県のうち,唯一,「大地震で計測器が壊れたままなので数値は計測しない」と宣言しています
しかし,このように土を計測すると
これまで見えなかった汚染の現実がハッキリと見えて来ます。
これだけ汚染されているのに,仙台市は安全宣言
仙台市の基準は,「地上1mで0.23μSv/h」であれば,安全。
しかし,これでは大人しか守れない。
市民の反感が強まり,後に「地上50cmで0.23μSv/h」と改定された。
「安全です」と言っている人は,子供の目線に降りることができない。
だけれども,子供の手や,生殖器はもっと低い位置にある。特に,女性は,生まれた時から卵子の数が決まっており,精子のように日々作られるものではない。
卵子の遺伝子が傷つけば,生殖に影響することは,誰にでも分かる。しかし,行政は「安全だ」としか考えない。
日本の「安全」の精神
日本では,自動車の運転免許を取る際,こう教えられる。「大丈夫かもしれない,ではダメ。危険かもしれない,そう考えて,車を停止し,安全を確認してから走行しなさい」。
赤信号は「止まれ」。しかし青信号は「進め」ではなく,「進んでも良い」と教えられます。それだけ慎重になり,「危険を回避」する心構えを学びます。
しかし行政は,放射能対策について,根拠なく「安全です」「安心です」ということが多い。
赤信号は止まれ
放射能は少しでも危険
保育所や小学校は
安全であると盲信している
「流通している食品は安全」
「仙台市が安全だ」と言えば,どんなに土壌が汚染されていても「安全」
だから,
「園庭の土を入れ替えない」
「親がガイガーカウンターで汚れを示しても掃除をしない」
「業者が持ってきた魚や野菜を何の検査もせずに子供に食べさせる」
保育所,保育士に危機感が薄い。話し合いに応じない。 →私立の保育所は積極的に対処している
牛乳が汚染されている
宮城県の牛乳のほうがセシウムに汚染されている。そのことを,隣県のサイトで知らされる。
宮城県は「数値を発表しても消費者が判断できない」と決めつけている。
昨年,20〜30Bq/kgの牛乳が,給食に出た。
福島県では,酪農家が餌となる干し草をアメリカやオーストラリアから輸入して,かなり頑張っているが,宮城はほとんど無策。
保育所の職員
仙台市の「安全宣言」に忠実に仕事をしているが,
汚染されている事実を知りながら,子供に牛乳を飲ませているのは保育士自身。
検査されていない食材を調理して,子供に提供しているのは保育所 の調理師・栄養士。
ゆくゆく,保育士が子供の命を奪うことになる,そういう自覚を持って
いる人は少ない。
仙台市支倉保育所の汚染実態
学校や保育所も汚れています。私は保育所の土を検査をしました。
そうすると,保育所の土は,1358Bq/kgという,高い数字でした。この数字に65をかけると,1平方メートルあたりの
放射能に換算できるので,1358×65=88270Bq/m2です。
これは,チェルノブイリの避難基準の「第4区域」に当たります。
再三,除染や掃除などを申し入れましたが保育所と咬み合わないため,妻と子供は青森に避難させることにしました。
福島よりも線量が低い? 問題になりません。
青森(妻の生まれ故郷)
青森に行くと,すーっと線量計の値が下がっていくのが分かる。
仙台でも,空間線量は下がり続けているが,セシウムの半減期が30年であることをみんな忘れかけている。
柏木09、支倉町11、定禅寺通り07、国分町05、フォーラス07、五橋08、愛宕橋09、河原町10、若林12、星陵町12
今朝★柏木10、支倉町12、駅前−北四番丁06、星陵町0.11μSv/h
2011年12月09日
そこで,「土壌調査」の必要性がある。
青森などでは,空間線量は低いし,土壌調査をしても,セシウムは出ない。
つまり,土が汚染されていないのであれば,農産物は安全だと考えることができる。
砂埃による内部被曝,これが子供に一番危険。
青森・秋田の野菜は,土が汚れていないので,安心できる
40Bqを超えている,岩手・宮城・山形・福島+関東地方の野菜は全滅的
栃木・茨木・群馬・埼玉・千葉・東京・神奈川・静岡・山梨 ×
ただし,こんなものにも注意が必要です
田舎のホームセンターで売っています
誰でも買えるテープです(違法ではありませんが,産地偽装すると逮捕されます)
http://www.miyata-bussan.jp/shop/tape/index.html 業者
では,青森・秋田は完全にパーフェクトに汚染されていないかというとそうではありません。
薪の問題と震災瓦礫の問題
福島原発から遠くはなれていて,空間線量が低かったり,土壌汚染がNDであったとしても,
枯れ木を燃やした灰を検査してみると,かなりのセシウムが出る。
秋田では薪ストーブから245Bq/kg出ている。
薪の焼却灰を計測することは,小さな細胞を顕微鏡で見るようなもので,とても意義がある。わかりやすい。
燃やすことで濃縮される。
そこで,いま連日ニュースになっている震災瓦礫は,やはり放射能汚染が深刻です。
ガレキを地方に運んで燃やすなど,言語道断。「きずな」とか「思いやり」の問題ではない。
ガレキは福島に集めて300年保管すれば,安全なレベルにまで線量が落ちます。
空間線量が低いからといって安心できない
土壌調査や焼却灰を調査して,汚染の実態を調べたほうがいい
ただし,行政がやると「人が住めない地域」であることを発表しなければならなくなる。
だから,自治体は発表をごまかしている
まるでバベルの塔
見えない放射能=意見の対立は,まるで宗教戦争
創世記11章。もともと人々は同じ1つの言葉を話していた。シンアルの野に集まった人々は、煉瓦とアスファルトを用いて天まで届く塔をつくってシェム[2]を高く上げ、全地のおもてに散るのを免れようと考えた。神はこの塔を見て、言葉が同じことが原因であると考え、人々に違う言葉を話させるようにした。このため、彼らは混乱し、世界各地へ散っていった。
私個人的には,原子力というのは,神への挑戦だと思っています。元素に中性子をぶつけて壊し,神が創造しなかった物質を作る。それだけでも,神への冒涜だと私は考えています。そして,
放射能汚染はバベルの塔で神がお怒りになられたがごとく,ことごとく人間の関係を壊し,バラバラにしてしまった。
給食一つにしても,危険だと思う人,安全だと思う人,宮城県産の野菜は良い,悪い,
牛乳を飲む,飲まない,そもそも牛乳なんて必要ない,かえってガンを誘発する,大人になると骨がもろくなり骨粗鬆症の原因になる,
給食を放射能検査のために持ち帰ることはモラルに反する,自分の給食だから持ち帰っても良い,それを子供のさせる親は犯罪者と同じだ,いや市がきちんと計測しないのだから止むを得ないのだ, ・・・いろいろな考え
給食を食べずにお弁当を持ってくる子供,きのこだけは食べない子供がいる。
給食週間と称して,給食センターのおばさんに感謝状を書く,そのおばさんたちは放射能対策を何もしていない,地産地消という教育方針があり,より複雑になっている。
放射能は見えないので,人それぞれの知見・考え方がどんどん細分化し,
お互いに言い争うようになりかねない
子や孫のいらっしゃる方にお願いしたいこと
私自身の迷い
「線量」だけを見ると,仙台はどんどん下がっている。駅前はほとんどがアスファルト,コンクリートなので土がない。0.05μSv/h。これは平常時の数値。ただし,これで安全だとすると,「この程度の事故は問題ないんだ」と黙認あるいは容認してしまうことになる。「原子炉が爆発したって,大丈夫じゃないか!」という世論に流れつつある。